レズが注文住宅を建てる話

レズカップルが注文住宅を建てる話。日常とかいろいろ

ポンコツマルコの一人で土地契約

500円貯金まで崩してなんとかお金を口座に振り込んでいよいよ土地契約



ジャイ子は仕事のため、マルコ一人で契約を行います。


(はい、不安しかないですよね。)


とにかくマルコは忘れる。
仕事の時は超絶集中モードに入るので大切なこととか絶対に忘れないし効率主義なのでスーパー仕事早い人なんですけど、きっとそこですべての脳みそを使っているんだと思います。


家購入は大切じゃないのかよってツッコミが入りそうだけど、マルコの中でジャイ子がいるからだいじょぶだぁって無意識にスイッチが入っちゃってるんでしょうね。



そんなマルコの土地契約編です。



まず必要書類と実印を準備(ジャイ子
ただこれはローン会社との契約時に説明された内容をジャイ子にマルコが伝えた形なので、すでに穴がたくさん。



開店前の銀行に集う面々


土地主の老夫婦(じいさんスーツ、ばあさんツーピースの淡いスーツ化粧濃いめ)


行生書士(ガチムチのパツパツのスーツ)


不動産屋(これまたガチムチ)


ハウスメーカー(シュッっとした細身のスーツ)


マルコ(小汚ないスウェット猫の毛だらけ&使い古しのクロックス)






マルコ…





マルコパジャマ…



着替えるの忘れた…






夜勤明けだったしね、集合時間ギリギリだったしね、必要書類を忘れない事に必死で着替えるの忘れたマルコ…






銀行に着いて車を降りる瞬間に自分の格好に気がついて、驚愕(゜ロ゜)

一回帰るかすんごい悩んだけど、時間まであと5分しかない状況。



どうしよう


どうしよう










しょうがねぇ

着替え忘れたのはもうしょうがねぇ
挑んでやるぜスウェットでな!
羞恥プレイだと思えばいいじゃないか




こーゆうとき切り返早いのがマルコの長所だよね❤




土地主夫婦、マルコをみて苦笑いしてた。
上から下まで舐められるように見られたの初めてだお(´ω`)






まぁ、
そんなこんなで小汚ないババアが銀行の個室に案内され契約開始。


必要書類の確認が始まります。


「では、免許書、実印、土地契約書、住民票」


マルコ(全部そろってるよー任しとけぇーーーーい


住民票(゜ロ゜)


ないわ。そんなの聞いてないわ(゜ロ゜))




「あのう、住民票忘れました。たぶん家にあるかと。家まで5分なので取ってきます」



なぁっっぁぁっぁぁぁっぁあ



ねーよ住民票。



市役所に駆け込むマルコ



住民票なんてこの半年で5回は取りにいって、勝手知ったるマルコは3分で住民票をゲットし銀行へ戻ることができました。


やるじゃんマルコ





帰ったら住民票あったわ。
ジャイ子に言い忘れていたわ。




見たこともない現金が通帳に振り込まれ一瞬で引き落とされていました。




なやかんやで無事におわったよ。
土地、マルコのものになったよ。




あぁ、

なんでこんなポンコツなんだろう(゜ロ゜)




靴を履き間違えることはよくあるんだけど、着替え忘れたのはこれが人生初だからね‼



なんで人生初がここなんや(ToT)




初めて土地を買う日に、人生で一番恥ずかしい経験をしたマルコでした。