別れの危機。同棲してからのケンカ。
皆さんケンカってしますか?
マルコとジャイ子も付き合い始めの若いときは怒鳴りあいの激しめのケンカしてたけど、お互い大人になってからは実際そんなケンカってしません
話合いでだいたい解決できるしね。
そんなマルコとジャイ子が同棲開始してから一番大きなケンカ
別れの危機(゜ロ゜)
同棲開始して3年ほど。
お互いの生活ペースにもやっとこさ慣れ始め、平穏な生活を送っていたある夏の日。
仕事を終えたマルコが洗濯を干しにベランダにでていました。
かねてから、
「洗濯を干すときはベランダの扉は閉めろ、虫が入る」
とジャイ子に言われていたマルコでしたが、すぐ終わるしぃーとおもってそのまま優雅に洗濯を干していました
バサッガサガサ ジジジジジジジジジジ
けたたましい羽音と共にわずかな隙間から入ってきた一匹のセミチャン
ジャイ子「だから言ったやろがぁぁぁぁ窓閉めてやれって言ったやろがぁぁっぁぁっぁぁっぁ」
窓から一番離れたキッチンの壁に張り付いて叫ぶジャイ子
ジャイ子は普段あんまり声を張るってことがないので初めて聞くジャイ子の奇声にマルコビックリ(゜ロ゜)
マルコ「そんな終わったこといってもしょうがないやんか。アワアワΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
もうはいってもうとるし」
窓から逃げてジャイ子のところに避難するマルコ
ジャイ子「なんで窓しめてこんのや。またはいるやろがぁっぁぁ」
セミはリビングの天井に張り付いている
怖くてもう窓に近づけないマルコ
マルコ「むりや。もうアイツの下を通ることなんてできん((( ;゚Д゚)))」
ジャイ子「じゃあどうするんや。うちか?うちがやらないかんのか?なんでもかんでもうちか?窓を閉めろや」
マルコ「だって怖いんやもん、もうチビりそうやもん(TДT )」
とにかく二次被害を防ぐためには窓を閉めなければならない
でもそのためには天井にいるセミの下を通らなければならない
どっちが行くかでもめにもめるマルコとジャイ子
こういうとき女二人って不便ですよね~(ToT)
とってもブログでは書けないような罵りあいの果て、結局ジャイ子がそろりそろりとリビングを駆け抜け窓を閉めることに成功
だが最大の問題は部屋のなか
事件は部屋の中で起きてるんだよ‼えっ青島刑事の名台詞もでてこんくらいにパニックな我々
ジャイ子「ドンキ行って虫取アミかってこいや」
マルコ「こんな時間のドンキとかDQNの巣窟やん。ジャイ子いってきてよ」
ジャイ子「マルコのせいやんか。なんでうちがいかないかんのや、はよ買ってきてよ」
(もともと買い物が嫌いなのに一人でドンキとかハードル高すぎて絶対に行きたくないマルコ)
閃くマルコ(´ω`)
マルコ「アミ作ればいいやん‼」
クイックルワイパーにガムテープでスーパーの袋を接着するマルコ
マルコ「はい。アミできた」
ジャイ子に手渡すマルコ
ジャイ子「こんなもんで戦えるか(゜ロ゜)…なんでうちがやることなってんの💢」
マルコ「だってマルコはアミ作ったやん。ジャイ子ゴキブリ倒せるやん。セミくらい余裕やって」
ひと悶着したあと観念したジャイ子が天井に向かって突撃
クイックルワイパーをえいえいえいえいえいえいえいえいえ
ばさばさばさばsばbsばbsばっbさbsば(゜ロ゜)
ぎゃぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁ
クイックルワイパー破損
ジャイ子「ほれみろ‼こんなもんで採れるか。絶対無理や。なんでマルコが悪いのにうちがこんな目にあわないかんのや💢💢」
あまりの恐怖にジャイ子半泣き
マルコ「おしかったよジャイ子。補強するよ。」
イソイソとごみ袋を補強するマルコを睨み付けるジャイ子
セミはソファーに移動中
大きめのごみ袋に替えて進化したクイックルワイパ-で再度ジャイ子がえぇぇぇぇぇいいいいい
マルコ「つぶさんといてーーーーー細心の注意を払ってぇぇっぇ」
見事袋に入ったセミ。
ごみ袋の中で暴れるセミ
あれね、袋に当たって羽音が爆音なんですよね
ジャイ子「あとはマルコやろ。うちここまでやった」
マルコ「きもいぃぃぃぃぃこわいぃぃぃぃおぇぇっぇぇ」
逃げるマルコにキレるジャイ子
なんやかんやで無事にご臨終されました。
ジャイ子の怒りはしばらくおさまらず、マルコも怖くて逆ギレしていたため、別れるかと思ったよ。
あのとき別れてたら
「なんで別れたん?」
「セミ」
とかいうなんともアホな歴史になってたと思ったら別れなくてまじでよかったね。
それから我が家は完全部屋干しになりました。
ちなみにマルコもジャイ子も山育ち。