レズが注文住宅を建てる話

レズカップルが注文住宅を建てる話。日常とかいろいろ

別れた時、家はどうなる?

永遠なんてないわ。


ずっと一緒にいることになんの保証もないし、いつなにがあるかわからない。


私たちはお互い大事に思っていて、居ないと生きていけないと思っているけれど
(特にマルコ。ジャイ子がいないとライフラインが全部止まる❤)


昔のような大好き好き好きとかそんなのはとっくに無くなっています。(恋愛感情が全く無くなったわけではないですが)


二人でいることのメリットを冷静に考えているというか。


実際に別れたこともあるので。


・金銭的に二人の方がいい(ジャイ子)
・お金の管理わからん(マルコ)
・1人の孤独に耐えれない
・病的なコミュ障なので、二人とも誰とも旅行等に行けなくなる
(別れてた時も、旅行は行きたいので二人で行ってたw)
・1から恋愛めんどくせ
・とにかく楽ちん
・楽しい
・10年かけてお互いの習慣や価値観を擦り合わせたので、また最初からと思うとゾッとする。





その時に好きかどうかよりも、生きていく上でこの人よりも気が合う人は出てこないだろうし、一人の孤独感に耐えることができなかったし、便利というかメリットの方が大きいことにお互い気づいてしまった。


もちろん大好きなんだけど恋人に対しての好きという感情とはまた違うことも確か。

長年付き合ってると自然とそうなっていくのかな。


私たちにとって大きな変化は、猫を飼ったことでした。


動物を飼うこと。

命を育てること。

いちいち重たいし深く考えすぎかもしれないけど、子供を育てるくらいの感覚というか。だから別れたらどうするのか。
別れるときに動物は半分にはできないし、絶対に揉めるし。


「他に好きな人ができて別れることになった場合、猫たちには二度と会えないと思え」

↑これは二人の共通認識。



家に関してですね。
話がすぐにそれてしまう。



我が家は、「家購入=家族」 という認識です。


では家族とは?


マルコにとっての家族は母親一人だけ。母親との関係がベース。

ジャイ子にとっての家族は、自営業でみんなで働き、助け合う。みんな超仲良し


みんな自分の家族がいて、その関係や環境がベースになってると思う。


同じ家族は1つもない。
違う認識の二人が家族になる。


お互い共通してたのは、
家族は収入は一緒。
私が稼いだお金もジャイ子が稼いだお金も二人のお金。家のお金ということ。

助け合う。支えあう。



所帯をもつイメージ


だから、家を購入するのも家のお金で買う。


ローンを組んで家を購入するのはマルコで、家もマルコ名義だし、そのことによって相続とか色々めんどくさいこともあるだろうけど

二人の認識は、

「マルコとジャイ子の二人の家」

ってこと。


ただ、この先何があるかわからないし、それはどの夫婦も一緒だと思うけど、絶対っていう保証なんか何にもない。


別れた時のこともきちんと想定して話し合ってます。





今まではお互いに生活費を出し合い、後はお互い好きに使っていました。
例えば家電が壊れたとか大きい買い物等は、その時にお互い出せる分だけ出す。
ゆるゆるだけど一応家計は別々。


マルコが家計を一緒にすることを何度提案しても、ジャイ子が「対等でいたいから」という理由で渋っていたからです。


自立しすぎかよ。


でも今回家の購入を気に本当に家族になる。ふうふになる。
家族についての認識は一致していたので家計は一緒になる。


そこで別れた時どうするか


家の名義は私です。(この辺はまた別記事で)
でもジャイ子も一緒にローンを払う。
財産は二人のお金なので。


とはいえ家を半分にするわけにもいかない。


別れたらジャイ子は家は要らない。
私もいらない。


なので家を売って貯金と合わせて完全に折半。


その際ローンが残っていてマイナスならその負債も合わせて折半。


原因が浮気であろうとなんであろうと折半。


そこは二人のお金なので。


もしジャイ子が浮気して別れることになったとして、収入の多いマルコは損じゃない?


私の名義で家を買うので、
ジャイ子は私が別れを切り出したらその時点で路頭に迷います。


ジャイ子が何を言っても名義は私なので、
もしもを考えたら怖いですよね。


そのリスクを背負ってくれている。
私がローンを組んで、
何があっても折半にするということで、お互いのバランスが取れているんじゃないかと思ってます。


それで納得できたので我が家はこんな感じ。


家や貯金を失うより猫たちと一生会えないほうが10億倍つらいので、とりあえず私は浮気はしないです。