レズが注文住宅を建てる話

レズカップルが注文住宅を建てる話。日常とかいろいろ

引き渡しの打ち合わせ

完成間近の家を見に行くとクロスは貼り終わり、照明がついていました。



あと、トイレも入ってました。



キッチンはまだだった(ToT)




で、2階にあがった瞬間、キッチンのクッションフロアの柄に違和感。





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床に関して遊ぶというか、柄を取り入れたのってキッチン部分だけなんですよね。


で、その床をわりと楽しみにしていたんですけどコチラ。



三角の向きおかしくない?でした。



二人とも見た瞬間に


「方向チガクね?やばくね?」



と顔を見合わせる。



でも、完成まであと2日。
これはどうにも無理じゃないかと。



「これはこれでもうアリだと思うしかないかな?慣れるかも。しょうがないのかも。あきらめるか、」




「だよね。さすがに日にちないし引っ越しの日も決まってるもんね。しょうがないよね…」















「やっぱやだ。あの向きはないよね。」



「だよね。三角なんであの向きになったや?見た瞬間に変だと思ったものを見慣れるわけないよね。無理だわ。」



ということで、引き渡しの打ち合わせに事務所に言った際に開口一番に伝えました。




ちょうど現場監督がなにやら作業中




「あのぅキッチンの床の柄の向きが変です。」




「えっあれで合ってますよ。長い方にむかって貼るからあれが正位置ですよ」



いつもは優しい現場監督もさすがに嫌な顔して強めに応戦。



しかし我々もここで負ける訳にはいかない。



「私達も2回くらいあれで納得しようと頑張ったけどやっぱり無理だったんです。さすがにあれは飲み込めなかったんです。」




完成まで残り2日しかない上に、オープンハウスも控えている状況にテンパったおじさんも、必死な我々にやっと我に帰ってくれ、もとの優しいおじさんになってくれました。


すぐに手配してくれて引越し日までにはなんとかしてくれることになりました。


よかった




帰ってからジャイコが



「例えばさあれが🐘の柄だったら絶対あんな横向きにはってないよね?だってさ、🐘全部横に向くんだよ。おかしいやんね?」




確かに。




柄の向きの打ち合わせまでしっかり行っておくべきでした。
気がつかなかったぜ(--;)





次回、ジャイコの天敵若い担当と対決です





追伸

散々文句を言ったこの床材は、やっぱりこのままでいいやといきなり思い直し結果張り替え無しになりました。

迷惑客すぎますね(゜ロ゜)

カーテン騒動

家が着工してからも、カーテンをどうするかは全然決まってませんでした。



上棟してからも、

「カーテンは最後でいいので。そんな急がなくていいので」



と聞くたびに、言われ続ける我々。




そうは言っても完成予定まで1ヶ月を切り、


「ほんとにまだいいの?そんなカーテンってすぐに付けることできるの?」



と思っていました。



しびれを切らしジャイコがハウスメーカーの若い担当にもう一度聞きます。



ジャイコ「吹き抜けの窓って電動カーテンですよね?幾らくらいになるんですか?決めなくてほんとにいいんですか?」



担当「電動カーテン?あれ高いですよ。つけようと思ったら30万くらいしますよ」



え?




間取りを決めてる段階で、吹き抜けの窓は電動カーテンを取り付けることに決まっていたし、そのためにコンセントも付けているんだけど…



その上、まだカーテンは決めなくても間に合うの一点張り。




二人ともさすがに心配になって、お値段以上ニトリへカーテンの調査に向かいました。



親切なかわいいおねーさんが
(どうみても我々の方が年上ですけど、なんでかおねーさんっていっちゃうの不思議)
カタログ見せてくれたり値段やらを細かく教えてくれると、大体電動ロールカーテンは10万程。


おいおい。


でも、ニトリだからかな?安いの。



我が家のカーテンで絶対に付けて欲しいのは、とにかく吹き抜けのでかい窓と、その下の長方形の窓。


そしてジャイコの部屋の遮光カーテン。


最悪ジャイコの部屋は突っ張り棒とかでどうにかするにしても、二ヶ所は絶対に必要。付けないと南向きだしテレビに直射日光…


夏が押し迫っているし、吹き抜けのカーテンは電動だし高い場所なので自力でつけるのは困難です。



んで、カーテンの費用は照明と一緒にされていて合算で30万の予算が組まれていました。




おうち完成予定まであと2週間というところで、ハウスメーカーより電話が掛かってきました。



提携している所のカーテン屋で早くカーテン決めてください。とな。




早くってさ、早くしたいのはやまやまだったわよ(゜ロ゜)




まぁそんな文句もありつつジャイコと車を走らせてカーテン屋へ向かいます。










遠い(゜ロ゜)


とにかく遠い(゜ロ゜)



渋滞に次ぐ渋滞。
そして遠い


1時間かけて到着すると、カタログを用意されていて、まさかのカタログで選ぶ感じ。



いやね、わざわざ行くなら展示品があるのかと思いませんか?

商店街の中にありそうなとっても小さなお店。駐車場も2台がやっとこさ止めれるくらいのお店…



まぁでもそういうもんかと思いつつ、カタログで一通り選びます。



「電動カーテンも、普通のカーテンもオーダーしてから作るのに3週間は掛かります。現金振り込みして頂いてから作り始めるので、早めに振り込んでください。」


(゜ロ゜)




そんな話一切聞いていない我々。




開いた口も塞がらないくらいにビックリ。



決めてきてーって言われるくらいだから、
照明類と同じようにローンから落ちると思ってました。



4月。


4月ってね、税金がアホみたいにありますよね。おまけに家具もソファーも色々買ってしまってここにきてそんな現金ないですわ。カードも不可…



カーテン間に合わないことが決定。



間に合わないのは最悪しょうがないと思えるんだけども、なにが一番ムカつくって、クロスの足場を使えないこと。


吹き抜けの窓ってことは結構しっかりめな足場が必要です。

その足場がね、お高いんだわ。


二重に足場代。





家の購入を決めた日から、口が酸っぱくなるほど聞いていた


「もう現金入りませんよね?もうお金ないので現金で支払うものってないですよね?」



これも何度も裏切られてきて、ひいこら捻出してたけど、ここに来てこれはさすがにひどすぎる。




店を出た瞬間にぶちギレるジャイコ。



マルコもめちゃくちゃムカついてたけど、ジャイコが運転しながらぶちギレてるものでマルコ恐ろしくて冷めちゃう。





なんか、彼女がぶちギレてるのをみると、自分の怒りが消えていく現象ありません?


マルコが怒ってないことにさらに怒りがますジャイコ。



すぐにハウスメーカーに電話するも


「言ってなかったですかね?そう言われてもね。困ります。(だんまり)」


ジャイコがどうにかしようとやりくりを試みたけどどうにもこうにも無理。



というわけでカーテンは家が建って、ローンが降りてから購入することになりました。



というかそもそもカーテンの予算組甘いんじゃないのかな。


電動カーテンは決定事項だったのにそれを考慮してないっておかしくないだろうか?




やっぱり納得がいかずまた電話。



「カーテンの予算組甘くないですか?そっちのミスじゃないですか?」



「あの見積もりは前のハウスメーカーさんのやつをそのまま使ったのでうちのハウスメーカーでは立ててませんからわかりかねます。」







突っ込みどころが満載すぎてワシ言葉がでねぇわ。




前のハウスメーカーの見積もりのやつそのまま使ってたんかーい(゜ロ゜)


間取りも窓の数もなにもかも違うよ⁈


書いてて怒りがまた再発(ToT)



続きは引き渡しの打ち合わせにて。

クロスが張られていきますよ

完成予定日まであと二週間



クロス屋さんが入りました



3階から張られていくクロスたち








マルコの部屋❤ウォーリー❤️




ジャイコ爆笑しっぱなし




すんごいイケてると思うんだけど。



毎晩寝ながらウォーリーを探せるなんてなんて夢のような寝室なんだ(´ω`)



満足すぎる33才マルコ(´ω`)



子供心を忘れないところがとっても魅力的ですね。



対してジャイコの寝室







とっても落ち着いた印象ですね。
クールなジャイコにぴったりのお部屋になっております。




対照的すぎか







そして吹き抜け部分の天井



木のクロスなんだけど、斜めでとってもオシャレではありませんか(´ω`)


シーリングファンも付いちゃってますね♪(´ε` )




「天井は木がいいー(´ω`)」


とだけ言ってたマルコにジャイコがかっちょいいの選んでくれてたんですね。




この家で今のとこ一番気に入ってるくらいにかっこいいこのクロス。



なんか斜めなのもかっこいい。





クロスって3日もあれば貼れるって聞いてたんだけども、なんと1週間たってもまだ3階部分だけです。




とにかくどのクロスも柄に次ぐ柄(゜ロ゜)



柄は合わせるのがとっても大変らしく、図面をみた職人さんが


「俺もう帰ろうかな」


と開口一番に言ってたらしいです。


ごめんよ(゜ロ゜)


その上、間取りが特殊すぎる我が家なので、とっても職人さん一人では無理ということで急遽もう一人職人さん導入されたそうです。


ごめんよ(゜ロ゜)


でも、クロスはジャイコが一生懸命決めたからがんばって(´ω`)


マルコは自分の部屋とトイレの一部と棚の奥のぞうさんしか決めてないので出来上がりがすっごく楽しみです(´ω`)



続きはウェブ内覧会でお披露目予定でーす(´ω`)❗

1人たこ焼きからの救急車 入院編

以前の記事がこちら



割と体は弱め。レズの病院具体例 - レズが注文住宅を建てる話


次はジャイコが倒れた時のお話です。






地元を離れ、同棲して4年ほどたったある日の出来事。



前日に二人でたこ焼きパーティーを開催していたマルコとジャイコ



次の日、昼頃に起床したジャイコはまるっと残ったたこ焼き器を片付ける前にもう1回1人でたこ焼きパーティーを開催。



たこ焼きを20個ほどたべた所でジャイコは夜勤前でまだ寝ているマルコに声をかけます。


「マルコ~たこ焼き食べる?」



のそのそ起きて来たマルコ。さぁ食べようかなと思った瞬間


ジャイコ「い、いたい。お腹が痛い」



あらっ、また食中毒かい✋と思った方( ̄ー ̄)


今回はもうちょこっと重症です。


ジャイコは痛みにとにかく強い。
ちょっとやそっとの痛みは我慢する癖がついていてマルコみたいに騒ぎ立てたりはしません。


そんなジャイコがくの字に折れ曲がってのたうち回っている。



ジャイコ「痛い。これはまじでヤバイやつ。マルコ、これはほんまにやばい。痛いぃぃ」


息もできなくなるほどの腹痛。
どんどん、顔面蒼白になるジャイコ



ジャイコがこんな風に苦しむところなんか見たことない寝起きのマルコはパニック



アタフタアタフタ



マルコ一応へっぽこですが看護師なのでね

古い聴診器を引っ張り出し、ジャイコのお腹の音を聞きます


金属音はない。
腹部膨満もないし、ソフト。
触診するも圧痛もなし。

なんだこれ?


吐き気もないし、とにかく尋常じゃない腹痛。



わからん。


このまま様子をみるか、病院に連れてくか。


ジャイコはどんどんぐったりしてもう少しも動けなくなってる。



夜勤に行かなければいけない時間も迫っている。
どうする?


とにかく初めてみるジャイコの急変に焦りまくるマルコ



しびれを切らしたジャイコ

「お前看護師やろがぁ💢何のための資格や💢役立たずかぼけ💢」



マルコ「救急車呼びます( ・`д・´)キリッ」



救急車を呼ぶ流れは前回と一緒です。



救急隊員がやってきてジャイコの目の前にあるたこ焼きの残骸をみて、何度も
「たこ焼きを食べててお腹痛くなった?」
と聞くので、そうだけど、これは食中毒ではなさそうと伝えるマルコ。


もうすでにジャイコはしゃべれずほとんど動かない。



救急車の中でも「何食べた?…たこ焼き…だったねぇ…」

と何度も聞かれたらしいw


とにかく病院へ。


虫垂炎とかだとしたら手術か?とか思ってたマルコ。
仕事はこの時間からじゃ休むのは絶対に無理。
少し遅れるとだけ職場へ連絡し、救急車を追いかけ病院へ到着


救急の看護師に話しかける。

マルコ「ジャイコはどんな感じですか?」


ナース「あなたはジャイコさんとどういったご関係ですか?」


マルコ「ルームシェアをしている友人です。家族が遠方にいてすぐには来られないので、もし手術が必要であるなら、教えてください。付き添いが必要であるなら、私は今から仕事にいかないといけないのですが、休めるか段取りします。もうあと1時間くらいしかいれないので。」


ナース「少しお待ちください。」


30分後

ナース「医師が来ますのでお入り下さい」


ジャイコの治療を受けている救急の診察室に案内される。


医師からジャイコのベットの横で二人で説明受ける。


とりあえず、もっと詳しい検査をしないといけないので本日は入院。今すぐに手術という訳ではないので帰ってもらっても大丈夫。もし何かあった場合はすぐに連絡がとれるのか、病院に来れるか等確認。


マルコ仕事へ。



次の日ジャイコは一旦退院できることに。
入院の保証人などの書類の提出が必要にて、マルコが保証人欄に記入し提出してジャイコを連れて家に帰る。


この時ジャイコは知らぬ間にできていたチョコレート嚢胞が破裂し、腹腔内に血が逆流していたそうな。そりゃー痛いわ…


現在もジャイコは治療中ですが、通院はジャイコ一人で行い、検診の結果等はジャイコが聞いてきたことを私に伝えてくれています。


今後手術が必要になって、家族が来られない場合は私がサインします。



 

急変から入院の流れを書きましたが、これまたどこにもレズだから困る状況はありませんでした。



そして、病院では身近に家族がいない場合や疎遠で身寄りがない人などのケースは山ほどあります。


都会ってわりと地方の人ばっかりですよね。


何もレズに限らずこんな状況は山ほどあるんですよね。





救急車で運ばれたとき病院は本人にキーパーソンの確認をすると思います。
運ばれる程の状況なら、しんどくてパニックにもなります。
でも、伝えるべきことはしっかりと伝える。


意識がないケース。
この時も、本人の意思が相手に伝わる状況をしっかり作っておくこと。



ただ、肝心のパートナーがパニックだったり取り乱していれば医療者側も躊躇してしまうのは目に見えているし、話にならんからやっぱり家族をってことにもなりかねません。



パートナーを認められないって言われたからって怒って自分で呼んだ救急車を降りるなんてのは言語道断です。
そんな非常識な人のパートナーなんて信用できませんから。



怒って自力で降りれる体力があるならタクシーを使いましょう


病気になったとき救急車を呼ぶのはほんとに必要な時にしましょう。

こういうので救急車を簡単に使う人がほんとに多い。
ほんとに多いんです。

大事なことなのでもう一回言います。


救急車はタクシーじゃねぇよ




某ツイートがバズってます。



世の中があれにいいねと反応するのがまじでわからん。



パートナーが急変した際も、認めないの言葉ごときで怒って家に連れて帰るんでしょうか?ほんとに重病なら死にますね。


それのどこが「愛してる」んでしょうか?
「大事」なんでしょうか?





病院の同意書にパートナーの名前が書けないって話。
病院が家族にキーパーソンになってもらいたい。これが何でなんでしょうか?

この、キーパーソンってのは、
何かあった場合、すべての責任をとれるかどうかなんですよね。
手術中に何か事故があった場合、延命するのかしないのか、治療方針を聞いて判断できるのか。
入院や手術にはお金もかかりますね。
本人が払えない場合、きっちり支払いできるのか。
とにかくすべてにおいての責任があります。



ね、病院側も慎重になりますね。



自分が意識不明の重体になったとして、その最後の判断を大事な人に背負わせることができますか?その覚悟がありますか?



ノンケの夫婦でもこれらを一人で決めることは中々にできません。
相手の親と相談したり、子供に委ねたり。


それほど重いものだと思ってます。


だから、簡単に緊急連絡カードをもつのも危険だと思ってます。






ノンケの夫婦でも旦那が頼りなくて身元がちゃんとしてないとか、説明がきちんと飲み込めなくて判断が下せないときなどは、他の家族を呼んでもらうケースもあります。




結局人として信用できないとキーパーソンにできないってことなんですよね。




あぁまた長々と書いてしまった。



勘違いをして怒る前に、自分を見直す必要があるんじゃないのかと思いました。



もしもの時、大切な人を守るために。



なんでイチイチこんな記事書いてるのかってね、


同性婚ができるようになったら、確かに救急隊員とのやりとりでパートナーにって言うだけでスムーズに出来るのかもしれないし、いろんな面倒なことが解決すると思う。

でもね、現状どうなるかなんて
まだわからないじゃない?


でもね、今パートナーがいてさ、すでに一緒に生きてるんやんか



今どうすべきかって考えることもやっぱり大事なんじゃないかなって思った出来事でした。


最低限の一般常識は装備しておいたほうがいいよねって話。

割と体は弱め。レズの病院具体例

マルコとジャイコが付き合い初めてから約10年の間に

救急搬送2回

入院2回

手術1回

病院受診は数えきれぬほどありました。


痛みに強いジャイコ。
痛みに激弱なマルコ。


突発的な急病に対してはマルコの方が若干多いかもしれないですね。


レズが急病で病院に運ばれたときの病院の対応 - レズが注文住宅を建てる話



それでもって、前回書いた記事がちょっとフワッとしていたかなと思ったので、具体的に書いていきましょう








その①初めての救急車



付き合ってちょうど1年記念日。

地元(四国のクソ田舎)のオンボロアパートで料理を作ってお祝いするためジャイコが家に来ていました。



(この頃、ジャイコはスーパーネガティブヒューマンのめんがへらへらだったので、マルコはうざくて別れを切り出そうと思っていた)


メンヘラキモいから別れたいってのはさすがにかわいそうなので、最後の晩餐として牡蠣鍋を大盤振る舞い。


たらふく食べたあと、



別れを切り出すマルコ。
泣き出すジャイコ。

泣き顔フェチマルコの性癖にグサグサささるシチュエーション


この頃、ツンデレジャイコの気持ちがいまいちわかんなかったこともあり、ジャイコが泣いてすがるなんて思ってもなかったので、


マルコ「なんと(゜ロ゜)泣くほど別れたくないのかよ。かわいいやないか」


と、わりとあっさり仲直りをし、
「これからもよろしくね❤」


と抱き合い、おせっせが始まるとってもいい雰囲気。


マルコ「好きだよ」


ジャイコ「わたしも…」




喧嘩の後ってとにかく盛り上がりますよね。


若かりし我々もそりゃあ盛り上がります。



チュッチュしてベッドになだれ込み


おっぱいにタッチするかすまいかの瞬間



マルコ「キモチワルイ…」


ジャイコ「ん…?」



マルコ「キモチ…ワルイ…げぇぇっぇぇl」



マルコ突然の嘔吐。


ベッドは地獄絵図。



まぁお察しですね。
牡蠣に大当たり。
いわゆる食中毒ってやつですね。



マルコ吐き気が止まらずトイレから出れず。
しばらくすると下のほうも催してくる。


1時間もするとシオシオマルコが出来上がっていました。


起き上がることもできず、意識も朦朧。
なのに吐き気はおさまらず、水分もとれない。
目もイッちゃって、手もプルプル震えてます。




はい、脱水ですね。


それも極めてヤバイヤツですね。



マルコ実家までの距離は20キロ。
おかんは夜勤中。


あっ、これ深夜1時頃の出来事です。



頼れるのはジャイコしかいない状況です。




ジャイコ「救急車呼ぼうか?どうしよ。
さすがにそろそろやばい感じやな。でも、こいつ車に乗せるのも重すぎて運べないし。一人では連れていけないわ。」


ジャイコの判断により救急車を要請。



Tel 119番へ電話。





消防署「火事ですか?救急ですか?」


ジャイコ「救急です」


消防「どうされましたか?」


ジャイコ「友人が嘔吐がとまらずぐったりしています」


消防「嘔吐される前何か食べましたか?」


ジャイコ「牡蠣を食べていました」


消防「自分で病院にはいけませんか?」


ジャイコ「歩けない状態です。連れて行くのも重いので無理です。」


消防「向かいます。場所を教えてください」

ジャイコ「住所伝える」


消防「救助者のお名前と年を教えてください」


ジャイコ答える


消防「電話をしている方のお名前お願いします」


ジャイコ答える



消防「5分程で到着します。到着する前にこの番号に折り返しします」


5分後、救急隊員より連絡、到着。


マルコ救急車に乗せられる。

救急隊員「連絡をくれた方はあなたですか?」

ジャイコ「はい。」


救急隊員「マルコさんのご家族と連絡とれますか」


ジャイコ「母親が夜勤中で連絡とれません。遠方にいます」


救急隊員「付き添われますか?」


ジャイコ「はい」


救急隊員「では乗って下さい」


ジャイコ「帰り困るので自分の車で行きます。どこの病院に行くか教えてください」



救急隊員「搬送先を探していますのでお待ちください」


ジャイコ、マルコへ声かけ

「マルコーとりあえず付き添うわ。うち自分の車で行くから後で。」


マルコ「おぇぇっぇぇぇ」



救急隊員「○○病院です。気を付けて来てください」




以上が救急隊員とのやり取りです。


ここまでで、当時22才くらいのジャイコの対応はどうでしょうか?




マルコは食中毒で意識ぶっ飛んでますのであしからず。





病院到着編です。



ナース「お名前言えますかー?何時ごろに牡蠣食べたの?どのくらい食べたの?」


マルコ、キモチ悪くて脱水も伴いしゃべる気力もナッシング。



ナース「とりあえず点滴しますねん」


点滴をうけるマルコですが、
途中で嘔吐再発&半端ない便意のためトイレに行くことを懇願

しかし、もう立てないのでほふく前進でトイレへw


医療者サイドはマルコから情報全く聞けない状況



ここでやっとジャイコ到着


ジャイコ「さっき運ばれた女性の付き添いです」


ナース「あの子トイレから出てこないのよ。とりあえず経緯教えてもらえるかな?」

ジャイコ何時に牡蠣食ったのかとか、どれくらい吐いたのかなど詳しく説明」


ナース「わかりました。とりあえずトイレから出てきたら教えて。なんかあったら呼んでちょうだい。よろしく」



1年記念日を二人で病院のトイレで過ごしましたw



その後、医師の診察を受け点滴で水分たっぷり補給してもらいなんとかマルコ復活。






ジャイコ、一旦待合室で待機



2時間後、ジャイコも待ちくたびれそろそろ帰りたくなる。



ナースに声をかける


ジャイコ「そろそろ帰りたいんですけどどんな感じですか?」


ナース「薬と水分が入ってちょっと落ち着いてきたので本人にどうするか聞いてください」


ジャイコ、救急ベッドへ。


ジャイコ「どう?マルコ帰れそうなら連れて帰るで」


ナース「大丈夫そうだし帰るなら友達いてくれる間に帰りな」


やっとしゃべれるようになったマルコ。


マルコ「おうちにかえるぅ」


ジャイコテキパキ会計を済ませ、薬を受けとりマルコを連れて帰る。



その後朝までトイレに座り洗面器を抱えて過ごすマルコにポカリをガンガン補給させ落ち着くまで介抱してくれたジャイコ。



こんな優しいジャイコに別れようなんて、なんて私はバカだったんだとウンコしながらトイレで反省しました。




はい(´ω`)


ここまでが、よくある食中毒の一連の流れですね。


軽い急性アルコール中毒だったり、風邪とか、様子を見れば落ち着く程度の入院を必要としない深夜の救急搬送は大体こんなもんです。



マルコが自分では歩けなくて救急車を呼んで病院にかかったのはこの1回だけです。







で、これくらいでは、私たちパートナーなんですと言わなければいけない状況はとりあえずどこにもありませんね。






次回はもう少し状況が悪く、ジャイコが入院が必要になったケースをお送りします。






ジャイコです。


当時、牡蠣は二人とも食べていたし、食べてから症状がでるのがあまりにも早かったのでよくよくマルコに話を聞いたら


「ジャイコが来る前に食べたトマトが変な味した」


とのことです。それや。

高級なトマトだったので一人でコッソリ食べたそうです。最低ですね。

じゃいまるカップルの記念日はイツ?

マルコとジャイコが付き合いはじめて10年が経ちました。



ってね、


令和と共に正確に何年付き合っているかを二人でじっくり考えてみたんですけど、まじでわかんねぇ(゜ロ゜)



ちまたのカップルさんたちは


「今日は付き合って3年と5ヶ月記念日❤」

とか

「付き合って300日❤」



とかさ、一体どうやってんの?
なんでわかるの?



我々も付き合って1年記念日はやりました。

多分、1ヶ月記念も3ヶ月記念も、なんなら半年記念日もなんかしらやったと思います。


ポエマーマルコが長文のメールをジャイコに送りつけた記憶があります。


ジャイコは


「マルコはいちいちめんどくせー女だな」


と思っていたそうです。


私わりとかわいそうだよね。





そんなポエマーマルコはご存じの通りポンコツですので、変わりゆく数字がとっても苦手。


3年だか4年だかすぐに忘れてしまう。


あのーあれですよね、平成26年にやっと慣れてきたらすぐに27年になりますよね。そんな感じ。
もうほんと苦手。

今が2018年なんだか2019年なんだかわかんないマルコです。


そんなマルコは記念日もなかなか覚えることができませんでした。





我々の初H…




じゃなくて付き合った記念日は5月24日。







二人でドキドキしながら、サザエさんを見つつ、じりじり距離を詰めていた事はとっても鮮明に覚えているので、記念日は日曜日でした。

こんなことは覚えているんだよね~不思議


24日はクリスマスと一緒の日にちだから、すんなり覚えることができました。




問題は5月。


5月だか6月だかどっちだったかがどうしても覚えることができませんでした。



それでも付き合い始めたときは

「今日からよろしくね❤」

的なメールがあったので携帯をいちいちみながら記念日を計算していたんですね。


ただ、マルコ、機種変更に伴いメールが見れなくなりました。



その頃からもっぱら記念日はわからなくなったので何ヵ月的な記念日は消えました。



それでも、女子ですからね。
(特にマルコ)




年単位の記念日はデートしてチュッとしたい訳です。

(だったら覚えとけよ)




何かいい覚え方はないか模索していました






いつものごとくパチンコをしていたマルコ




GOーGOージャグラー❤ペカッ




閉店間際にいつも打っているこのスロット台。



ゴーゴージャグラー(゜ロ゜)



ゴーゴー



5ー5ー



五月(゜ロ゜)




これで行こう(´ω`)



今でも記念日を思い出すときは

「ゴーゴー24クリスマス」


と頭の中で出てきます。



パチンコやっててよかった瞬間ですね。




なんじゃそらΣ(・ω・ノ)ノ






とにかく、私たち付き合ってから多分10年は経ってるだろうと思ってます。
もしかしたらもっと一緒にいるのかもしれない。


時間を感じさせない付き合いをしているってことですね。
いいかんじにいってみた。

ただのバカ。






対してジャイコは覚えるとか覚えないとか以前に

めんどくそ┐('~`;)┌


と思うタイプのおっさん女子です。



マルコが「1年と1ヶ月記念日だよ」とか言ってると



「じゃあ1年1ヶ月1日記念日もあるんか?2日も3日もあるんか?
毎日記念日やないか。
ただの1日やで。めんどくさいわ」


と言うのです。


女心のわからない最低発言ですね。




こんな感じのジャイコなのに


ネコを迎えて1年目の発言です。





「今日はるるくんが家に来てから1年記念日だよ」


とか


「今日は始めてるるくんに会った記念日だよ」



とかいってくるわけですね。






私の存在っていったい(ToT)


まぁそーゆうとこがジャイコの良いとこですね。いいんかいww






おまけに

Twitterを初めてからやたら300日記念日とか500日記念日とかを見るので羨ましくなったマルコが


「ねーねー○日記念日とかあるよーいいないいな。マルコたちもやろーよぉ」


って言ったら


ジャイコは計算機をカチカチやりながら

「うちら10年くらいやろ?
だったら5万4千65日やな」









死んでるわw



結構長い時間計算していたジャイコ



ブツブツ言いながら計算していたジャイコ



365日×10年でいいよね?



アホかな?










あっ、二人ともアホだったw




そうか(゜ロ゜)



アホなだけだったのか(゜ロ゜)



納得(゜ロ゜)






でも、マイホームが完成して、年号も変わって記念すべき今年の記念日くらいは何か思い出に残るような何かしらをしたいなと思います。








仕事だったわ(ToT)



一人で盛り上がりたいと思います。

ドラムか縦か洗濯機

洗濯機をドラムにするか従来のやつにするかで長らくジャイコとマルコは戦っていました



ジャイコは絶対ドラム派


実家でもドラムだったし乾燥機能ついて欲しい。




マルコはドラムを使ったことがない、
洗濯物を出すときに取り出す位置が低いので腰痛くなりそう。



縦形の方が慣れてるしなんか安心感あるし。(意味不明)



洗濯機はそもそも買わなくてもいいんじゃないのとか、お金ができて落ち着いてからでもいいんじゃないかとか。



今のやつで十分選択できてるし。



電気屋でドラム式から洗濯物を取り出す動作を入念に行うマルコ




やっぱり腰に負担がかかる気がする




けど見つけてしまったかっこいい洗濯機






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四角でかっこいいよねえこれ




ひとめぼれ。


しかも洗剤いちいちいれなくても自動でいれてくれる機能ついてるの。


めんどくさがりのマルコとジャイコにぴったりな洗濯機




決定。




決定まで早いのが長所ですね(´ω`)





猫たちも興味身心(´ω`)













いざ使ってみるとさ、






洗濯物がなんか柔らかい


一枚一枚しっかり洗えてるのがはっきりわかる



最新の技術はすごいんだねと感動


↑中古のなんのメーカーもわからん洗濯機と比べたらそりゃそうでしょうねぇ








おまけ





洗濯機が届く前日



ジャイコ「まるこぉーちょっときてぇ
大変\(゜ロ\)(/ロ゜)/
大サービスゥウゥ」



と洗面所から叫んでいるのでトコトコ向かうと、





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アイスチャレンジでもやったの?ってくらいにびしょびしょなジャイコが震えてましたっW



ふと洗濯機の接続部分が気になってしまいはずしてみたみたいです






蛇口が真上にあるのに考えたらわかりますよね普通W


洗濯機のホースを握りしめたままずぶ濡れで笑っているジャイコはなんてお気楽なんだと思いました。




大サービスではなくて、大惨事って言ってたらしい。




びしょぬれ大サービスってよく考えたらアホすぎですね



笑いすぎて腹筋割れるかと思いました。