レズが注文住宅を建てる話

レズカップルが注文住宅を建てる話。日常とかいろいろ

割と体は弱め。レズの病院具体例

マルコとジャイコが付き合い初めてから約10年の間に

救急搬送2回

入院2回

手術1回

病院受診は数えきれぬほどありました。


痛みに強いジャイコ。
痛みに激弱なマルコ。


突発的な急病に対してはマルコの方が若干多いかもしれないですね。


レズが急病で病院に運ばれたときの病院の対応 - レズが注文住宅を建てる話



それでもって、前回書いた記事がちょっとフワッとしていたかなと思ったので、具体的に書いていきましょう








その①初めての救急車



付き合ってちょうど1年記念日。

地元(四国のクソ田舎)のオンボロアパートで料理を作ってお祝いするためジャイコが家に来ていました。



(この頃、ジャイコはスーパーネガティブヒューマンのめんがへらへらだったので、マルコはうざくて別れを切り出そうと思っていた)


メンヘラキモいから別れたいってのはさすがにかわいそうなので、最後の晩餐として牡蠣鍋を大盤振る舞い。


たらふく食べたあと、



別れを切り出すマルコ。
泣き出すジャイコ。

泣き顔フェチマルコの性癖にグサグサささるシチュエーション


この頃、ツンデレジャイコの気持ちがいまいちわかんなかったこともあり、ジャイコが泣いてすがるなんて思ってもなかったので、


マルコ「なんと(゜ロ゜)泣くほど別れたくないのかよ。かわいいやないか」


と、わりとあっさり仲直りをし、
「これからもよろしくね❤」


と抱き合い、おせっせが始まるとってもいい雰囲気。


マルコ「好きだよ」


ジャイコ「わたしも…」




喧嘩の後ってとにかく盛り上がりますよね。


若かりし我々もそりゃあ盛り上がります。



チュッチュしてベッドになだれ込み


おっぱいにタッチするかすまいかの瞬間



マルコ「キモチワルイ…」


ジャイコ「ん…?」



マルコ「キモチ…ワルイ…げぇぇっぇぇl」



マルコ突然の嘔吐。


ベッドは地獄絵図。



まぁお察しですね。
牡蠣に大当たり。
いわゆる食中毒ってやつですね。



マルコ吐き気が止まらずトイレから出れず。
しばらくすると下のほうも催してくる。


1時間もするとシオシオマルコが出来上がっていました。


起き上がることもできず、意識も朦朧。
なのに吐き気はおさまらず、水分もとれない。
目もイッちゃって、手もプルプル震えてます。




はい、脱水ですね。


それも極めてヤバイヤツですね。



マルコ実家までの距離は20キロ。
おかんは夜勤中。


あっ、これ深夜1時頃の出来事です。



頼れるのはジャイコしかいない状況です。




ジャイコ「救急車呼ぼうか?どうしよ。
さすがにそろそろやばい感じやな。でも、こいつ車に乗せるのも重すぎて運べないし。一人では連れていけないわ。」


ジャイコの判断により救急車を要請。



Tel 119番へ電話。





消防署「火事ですか?救急ですか?」


ジャイコ「救急です」


消防「どうされましたか?」


ジャイコ「友人が嘔吐がとまらずぐったりしています」


消防「嘔吐される前何か食べましたか?」


ジャイコ「牡蠣を食べていました」


消防「自分で病院にはいけませんか?」


ジャイコ「歩けない状態です。連れて行くのも重いので無理です。」


消防「向かいます。場所を教えてください」

ジャイコ「住所伝える」


消防「救助者のお名前と年を教えてください」


ジャイコ答える


消防「電話をしている方のお名前お願いします」


ジャイコ答える



消防「5分程で到着します。到着する前にこの番号に折り返しします」


5分後、救急隊員より連絡、到着。


マルコ救急車に乗せられる。

救急隊員「連絡をくれた方はあなたですか?」

ジャイコ「はい。」


救急隊員「マルコさんのご家族と連絡とれますか」


ジャイコ「母親が夜勤中で連絡とれません。遠方にいます」


救急隊員「付き添われますか?」


ジャイコ「はい」


救急隊員「では乗って下さい」


ジャイコ「帰り困るので自分の車で行きます。どこの病院に行くか教えてください」



救急隊員「搬送先を探していますのでお待ちください」


ジャイコ、マルコへ声かけ

「マルコーとりあえず付き添うわ。うち自分の車で行くから後で。」


マルコ「おぇぇっぇぇぇ」



救急隊員「○○病院です。気を付けて来てください」




以上が救急隊員とのやり取りです。


ここまでで、当時22才くらいのジャイコの対応はどうでしょうか?




マルコは食中毒で意識ぶっ飛んでますのであしからず。





病院到着編です。



ナース「お名前言えますかー?何時ごろに牡蠣食べたの?どのくらい食べたの?」


マルコ、キモチ悪くて脱水も伴いしゃべる気力もナッシング。



ナース「とりあえず点滴しますねん」


点滴をうけるマルコですが、
途中で嘔吐再発&半端ない便意のためトイレに行くことを懇願

しかし、もう立てないのでほふく前進でトイレへw


医療者サイドはマルコから情報全く聞けない状況



ここでやっとジャイコ到着


ジャイコ「さっき運ばれた女性の付き添いです」


ナース「あの子トイレから出てこないのよ。とりあえず経緯教えてもらえるかな?」

ジャイコ何時に牡蠣食ったのかとか、どれくらい吐いたのかなど詳しく説明」


ナース「わかりました。とりあえずトイレから出てきたら教えて。なんかあったら呼んでちょうだい。よろしく」



1年記念日を二人で病院のトイレで過ごしましたw



その後、医師の診察を受け点滴で水分たっぷり補給してもらいなんとかマルコ復活。






ジャイコ、一旦待合室で待機



2時間後、ジャイコも待ちくたびれそろそろ帰りたくなる。



ナースに声をかける


ジャイコ「そろそろ帰りたいんですけどどんな感じですか?」


ナース「薬と水分が入ってちょっと落ち着いてきたので本人にどうするか聞いてください」


ジャイコ、救急ベッドへ。


ジャイコ「どう?マルコ帰れそうなら連れて帰るで」


ナース「大丈夫そうだし帰るなら友達いてくれる間に帰りな」


やっとしゃべれるようになったマルコ。


マルコ「おうちにかえるぅ」


ジャイコテキパキ会計を済ませ、薬を受けとりマルコを連れて帰る。



その後朝までトイレに座り洗面器を抱えて過ごすマルコにポカリをガンガン補給させ落ち着くまで介抱してくれたジャイコ。



こんな優しいジャイコに別れようなんて、なんて私はバカだったんだとウンコしながらトイレで反省しました。




はい(´ω`)


ここまでが、よくある食中毒の一連の流れですね。


軽い急性アルコール中毒だったり、風邪とか、様子を見れば落ち着く程度の入院を必要としない深夜の救急搬送は大体こんなもんです。



マルコが自分では歩けなくて救急車を呼んで病院にかかったのはこの1回だけです。







で、これくらいでは、私たちパートナーなんですと言わなければいけない状況はとりあえずどこにもありませんね。






次回はもう少し状況が悪く、ジャイコが入院が必要になったケースをお送りします。






ジャイコです。


当時、牡蠣は二人とも食べていたし、食べてから症状がでるのがあまりにも早かったのでよくよくマルコに話を聞いたら


「ジャイコが来る前に食べたトマトが変な味した」


とのことです。それや。

高級なトマトだったので一人でコッソリ食べたそうです。最低ですね。